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シジュウガラの子育て

13年前、庭に置いていた酒徳利に3年間巣作りをしたお気に入りの徳利です。

二月中旬、久しぶりに明るいカリンの木の下に置き直しました。

暖かくなった三月、シジュウガラが中を覗き込んでいましたが、やがて巣作りを始めました。
早速カメラを設置して観測します。天気がいい日はピザ釜の温度管理や、庭の手入れ等で外に居ますので、
「ツピー ツピー ツピー」の鳴き声を確認した時は、急いで定点設置カメラ(350mm)へ。
最近は、どちらかが鳴いている場所で、夫婦の行動が分かるようになりました。
巣の近く木の上で覗き込むように鳴く時は、巣の中の相手を呼び出している時です。
必ず巣から顔を出して一緒に飛び立ちます。

遠くで鳴き声が聞こえる時は、どちらかが巣材を運んで巣の中に入る時です。
徳利の入り口でしばらく止まって中を覗き込んみ、やがて巣の中に入ります。 

今までの観察では巣材を運ぶのはたぶんのようです。
胸の黒い
ネクタイの幅が広いのが雄ですが、まだ確認できません。

 餌を運んでいます。   

シジュウガラは、雄が巣場所を探して雌に了解を得るそうです。
この徳利は13年前の冬、溜まった水が凍り割れて底に穴があいています。雄はよく確認していました。

2013年の新居です。観察のため定点カメラを設置しました。

3月23日 初めて巣作りを確認。

杉の皮もくわえていましたが、上手に中に入れました。

徳利の約1m四方を囲って札を下げました。

巣の中の連れ合いに呼びかけています。ツピー ツピー ツピー

「なによ」「どうしたの」と云ってるように巣の中から出て来ます。

しばらく声の方向を探していますが、すぐ飛び立ちます。

巣の近くでさえずる時は、巣の中に連れが居る時です。(連れ=♂♀が確認出来ません)
遠くでさえずりが聞こえる時は、連れ合いが巣へ材料を運ぶ時です。

4月2日 建材運搬 何をくわえて来たのか分かりませんが、綿帽子のようなものです。

4月3日 建材運搬 胸の黒いネクタイが細いです。雌です。

4月4日 今日も雌が建材運搬

末広がりの巣に、どうやって入るのか不思議です。本人もいつも入り口で考えているようです。
足を広げながらトントンと。内壁に足が届かなくなると下へストンと下りるのでしょうか。

巣から出て来る時も「ドッコイショ」です。


こんな所で育った雛はどうやって巣立つのでしょうか?「案ずるよりも生むが易し」です。
13年前はドッコイショと出て来て、しばらく徳利の縁でピーピー鳴いていましたが、
近くで鳴く親鳥を求めて元気に飛び立ちました。感動の一瞬でしたが、今年も楽しみです。

4月5日 明日の天気予報は「暴風雨」
巣は大丈夫でしょうか。お母さんが心配そうに巣を見つめていました。

只今抱卵中です。
4月14日 
巣を出たのを確認た後、徳利の中を覗いたらいつの間にか卵が8個。
写真は撮れませんでした。


4月19日 抱卵頑張っています。

左の小鳥はガビチョウ(画眉鳥)です。甲高い声でさえずりますが、始めてGetしました。
ネットで調べると「特定外来生物に指定されており、
日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。」との事です。
東南アジア地方生息の鳥ですが、中国をからペットとして輸入され「かご脱け」で野鳥になったようです。
ヒヨドリ程の大きさですが、今日は一日中近くでさえずっていました。うるさい事しきり。
のどかに鳴いていたウグイスもどこかに去ってしまいました。
抱卵中のシジュウガラも食事に出ていましたが、あわてて巣に帰って来ました。

4月21日 巣の横で庭掃除をしましたが、シジュウガラは気にもせず卵を抱いています。
今月末頃が羽化です。餌を運ぶ姿が観察されます。

シジュウガラのつぶやき
何やら近くでガサゴソ音がする。何してるのだろう。チョット見てみよう。
おばちゃんが庭の掃除してるんだ。周りをきれいにしていたら蛇も来ないね。有り難う」
(これはフィクションです。)


4月22日 頻繁に巣を出入りするのに気づいて、すぐ定点カメラへ。
小さな虫をくわえて巣の中へ。何匹羽化しているのでしょうか。
忙しくなる夫婦です。

 ?羽化 巣立ちの動画はこちらからです。