巣立ちの後のヒナは頑張ります。

7月に入った梅雨の日、狸の池の岩の上に小鳥のヒナが居るのをお客様が見つけました。
よく見るとヒヨドリです。巣立ったばかりでまだクチバシは黄色で羽も
満足に生えていません。指を口元に持って行くと口を大きく開けて餌をねだりました。

ヒナを安心させるかのように、回りを親鳥が盛んに飛んでいます。  田園を列車が走ります。

しばらくして、下の梅の木に親鳥が居たのを
見つけたのでしょう、ヒナは10m程離れた
梅の木にヨチヨチと飛び移りました。
親鳥は近くに居るはずです。分かるように柵の上に乗せてあげました。
親鳥は安心したかのように
餌を与えていました。
その夜はの音が

翌朝起きると、夜に雨が降ったようです。
昨日ヒナが移った梅の木の枝をよく見ると、
ずぶ濡れになって一生懸命枝にしがみついてる
ヒナが居ました。
急いでカメラのレンズを望遠(単600mm)
に付け替え、ガッチリ三脚に固定しました。
予備に400mmのズームも別カメラに用意しました。これでバッチリ。目が離せません。
朝ご飯前の一仕事です。
ワン公「この様子ではおじさんと朝の散歩は無理だな。今日の散歩は諦めよう」
私も忘れないでよ。
雨で濡れた羽を盛んに手入れしています。親鳥が餌を与えた後、時々羽の手入れを手伝っていました。
くすぐったいよ〜
大好きな虫です。

食後のデザートは 野イチゴです。

次もまた野イチゴを運んで来ました。 「虫の方がいいよ〜」とあまり嬉しそうではありません。
「我慢して食べなさいッ!」とグイッと口に押し込んでいました。

 食事は20〜30分おきに運んで来ます。食慾旺盛で、
食事→糞→食事→糞の繰り返しです。

その間、羽の手入れに余念がありません。
みるみる羽が丈夫になるのが分かります。

たまにはこんな物も
少し小雨が降り始めました。
親鳥が
「雨ですよ。こちらに来なさい」
さかんに茂みの方へ誘ていました。

子育ては人も動物も全く同じですね。
ヒヨドリは冬の餌場(手作り)で集まる小鳥をケタタマしい鳴き声で蹴散らして餌を独占し、
春は熟れた食べごろのサクランボを食べてしまったり、秋は回りの熟した柿に穴をあけたり、
何かと嫌われ者の鳥です。

 しかしこんな情景を目にすると「許してあげましょう」との気になります。
梅雨が明ける頃には、元気に飛び回るヒヨドリ親子が楽しみです。

これでやっと私も朝食です。デザートの赤いトマトは忘れないように食べますよ。

その後ヒナ鳥も茂みに移動し見えなくなりました。